iPad Pro(2024)が搭載と噂〜OLEDの新素材が開発、発光効率向上

iPad Pro MacBoook OLED AH
 
iPad Pro(2024)が搭載すると噂の2層・スタック型有機EL(OLED)ディスプレイパネルの新しい素材を韓国企業が開発、発光効率が大幅に向上すると、韓国メディアThe Elecが報じました。

将来、iPad ProやMacBookがOLEDを搭載すると噂

Appleは、2024年モデルのiPad Proに、LG DisplayとSamsung Displayが供給する2層・スタック型OLEDディスプレイパネルを搭載すると噂されています。
 
このうち、LG Displayが12.9インチおよび11インチiPad Pro用を、Samsung Displayは11インチiPad Pro用OLEDディスプレイパネルのみを製造する見通しです。
 
同ディスプレイパネルの供給に関し、中国BOEも開発を進めていると報じられていました。

発光効率改善、長寿命に

韓国のスタートアップ企業であるLORDINが開発したのは、OLEDディスプレイパネル用の青色発光素材です。
 
この素材を用いることで、現在は25%に留まっている発光効率が90%以上に向上するとThe Elecが伝えています。
 
また、LORDINが開発した発光素材を用いることで、青色ダイオードの寿命が緑色および赤色ダイオードと同程度に向上、画質の劣化が抑えられ、長寿命が実現されると期待されています。
 
LORDINの新しい発光素材を用いて製造されるOLEDディスプレイパネルは2024年に、スマートフォンやタブレット、ラップトップ、車載ディスプレイ向けに出荷される予定です。
 
 
Source:The Elec via Notebookcheck
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)

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