iOS15.4ベータ4、AirTagを悪用した犯罪の防止機能を強化

AirTag
 
iOS15.4のベータ4とパブリックベータ4では、AirTagを悪用した犯罪行為を防ぐための機能が追加されています。AirTagの設定時に警告画面が表示されるほか、通知機能が強化されています。

AirTag設定時の警告メッセージが追加

現地時間2月22日にリリースされたiOS15.4のベータ4とパブリックベータ4では、AirTagの設定を開始すると、ユーザーに注意を促すメッセージが表示されるようになっています。
 

 
メッセージには、Apple IDと関連づけられた電話番号とともに、以下の内容が記されています。
 

  • AirTagは自身の所有する持ち物を追跡することだけを目的としています
  • AirTagを使って、同意なく誰かを追跡する行為は世界の多くの地域で犯罪にあたります
  • 追跡の被害者はAirTagを検出することが可能で、AirTagの持ち主の情報を警察に要求することが可能です

 

「探す」ネットワークの通知機能が強化

iOS15.4ベータ4の「探す」アプリでは、「自分」タブ内に、AirTagや「探す」ネットワーク対応アクセサリーに関する通知と、追跡されている可能性がある場合のトラッキング通知の設定が追加されています。
 
同時に、自分と一緒に移動している「探す」アクセサリー(例:AirPods)の名称を具体的に通知するようになっています。
 

 

AppleはAirTagの悪用防止策強化を発表

Appleは現地時間2月10日、AirTagや「探す」ネットワーク対応アクセサリーの悪用を防ぐための対策を今後のソフトウェアアップデートで提供すると発表していました。iOS15.4でその一部が追加されることとなります。
 
しかし、AirTagのクローンを制作して検証したセキュリティ研究者は、Appleが提供する対策には抜け穴がある、と指摘しています。

Android向けのAirTag検出アプリも

Appleは2021年12月にAndroid向けアプリ「Tracker Detect」を公開し、AndroidデバイスでもAirTagを発見できるようにしています。ただし、このアプリはバックグラウンドで使えないことが弱点と指摘されています。
 
なお、「Tracker Detect」公開の約3カ月前に、バックグラウンドでもAirTagを検出できるAndroid向けアプリ「AirGuard」をドイツの大学院生らが公開しています
 
 
Source:MacRumors
(hato)

モバイルバージョンを終了