Samsungの最新プロセスの良品率がTSMCの半分〜Qualcommが委託一部中止

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TSMCよりも良品率が低いと噂されるSamsungの4nmプロセスに関し、韓国メディアThe Elecが、良品率はTSMCの半分にとどまると報じました。

100個中、65個が不良品

The Elecによれば、Samsungの4nmプロセスでの良品率は35%とのことで、同プロセスでのTSMCの良品率70%と比べると半分にとどまるようです。
 
Snapdragon 8 Gen 1の製造では、100個のうち65個が不良で、使えるのは35個と安定供給には程遠い数値だとThe Elecは述べています。
 
こうしたことから、QualcommはSnapdragon 8 Gen 1 Plusの製造を全数、TSMCに委託することに決定したと同メディアは伝えています。
 
システム・オン・チップの製造委託数を削減した分、QualcommはSamsungの7nmプロセスで製造するRFモデムの発注数を増やしたとみられています。

Exynos 2200の良品率はもっと低い

良品率35%のSnapdragon 8 Gen 1に対し、Exynos 2200の良品率はもっと低いようです。この違いについてThe Elecは、QualcommがSamsungの製造ラインに技術者を派遣し、問題の改善にあたっているからと説明しています。
 
ただし、半導体不足の状況下でこの状態はもう看過できないとQualcommが判断したことが、Samsungの最新プロセスからの離脱に繋がったようです。
 
Samsung自身もこの状況を懸念しているようで、同社はファウンドリ事業部の内部監査に着手したとThe Elecは伝えています。
 
 
Source:The Elec via Wccftech
Photo:Notebookcheck
(FT729)

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