ソニー、スマホ向けイメージセンサー市場で42%のシェアを獲得し首位~2021年上半期

ソニーのIMX661 CMOSイメージセンサー
 
スマートフォン用イメージセンサー市場は、スマートフォン1台あたりに搭載されるカメラ台数の増加や、搭載されるセンサーの高解像度化などにより好調です。
 
この市場において、2021年上半期にソニーが42%の収益シェアを獲得し首位となりました。

42%の収益シェアで首位となったソニー

調査会社のStrategy Analyticsによると、スマートフォン向けイメージセンサー市場は2021年上半期に前年同期比10%以上の収益増加を記録しました。
 
そのなかで、ソニーが42%の収益シェアを獲得し首位となっています。
 

 
ソニーのイメージセンサーはiPhone13 Pro Maxに使用されていることが確認されるなど、出荷台数シェアでも首位となりました。

上位3社で約80%の収益を占める

2位はSamsungで収益シェアは25%、3位はOmniVisionで13%のシェアでした。
 
Samsungは人間の目と同等の解像度であるとされる5億7,600万画素のイメージセンサーを開発するなど、イメージセンサー事業に力を入れています
 
また、ソニー、Samsung、OmniVisionの3社でこの市場における収益の約80%を占めました
 
今後は各メーカーが高解像度のイメージセンサーや大型のイメージセンサーを投入することにより、さらに収益機会が増加することが期待されています。

 
 
Source: Strategy Analytics via Gizmochina
(ハウザー)

モバイルバージョンを終了