Apple、iPhoneで動物の表情豊かな写真を撮るテクニックを解説

Today at Apple ペットの写真撮影方法
 
Appleは現地時間8月25日、iPhoneペットの写真を印象的に撮影するテクニックを紹介する、Today at Appleのオンラインセッションの動画を公開しました。

動物たちの表情豊かな写真を撮ろう

Appleが公開した動画「Take Expressive Pet Portraits on iPhone with Sophie Gamand(ソフィ・ガマンド氏と、iPhoneでペットの表情豊かなポートレート写真を撮ろう)」は、Today at Appleのクリエイティブ・プロジェクトと位置付けられています。
 

 
写真を通じて動物を救う活動をしているフォトグラファーのソフィ・ガマンド氏と一緒に、ペットの撮影方法を学ぶことができます。
 

 
先日公開された、印象的な人物写真を撮影するテクニックを解説したのと同じ「Today at Apple」の動画シリーズです。
 
なお、Appleは先日、ペットのポートレート撮影を学べるToday at Appleのバーチャルセッションの実施を発表しています。

3つのステップで学ぶ撮影と加工

セッションでは、以下の3つのパートで、iPhoneで動物たちの表情豊かな写真を撮影し、加工する方法を学びます。
 

  1. 同じ目線で撮影
  2. 動物たちのエネルギーを引き出す
  3. 撮影後の加工で個性的に

 

 
セッションは、米コロラド州デンバーの動物保護センターで、動物たちの魅力を引き出して新たな飼い主を見つけるための写真撮影も兼ねて行われています。

 

1. 同じ目線で撮影

ガマンド氏によると、ペットの表情をとらえる最大のコツは、ペットと同じ目線で撮影することだそうです。
 

 
ポートレートモードを使い、画面の隅に表示される「f」のマークをタップし、被写界深度を調整すると背景のボケ具合を変更できます
 

 
「設定」アプリのカメラメニューから、構図を決める手助けになるグリッド線の表示をオンにしておくのも有効です。
 
また、被写体ぶれを防ぐために、撮影中の画面を長押しして「AE/AFロック」で焦点を固定しておくと良いでしょう。そのまま画面を上下にドラッグすると、明るさを調整できます。
 

 
ズームで思い切って寄った構図にすることで、豊かな表情をとらえることができます。
 

 
撮影位置を決めたら、話しかけるなどして、さまざまな表情を引き出しながら撮影しましょう。撮影が終わったら、褒めてあげるのも忘れずに。

 

2. 動物たちのエネルギーを引き出す

撮影にあたって、もうひとつ大切なことは、ペットとやり取りしながら、彼らの感情を写真に取り入れることです。
 

 
「設定」アプリのカメラメニューから、「より速い撮影を優先」をオンにしておくと、ちょっとした表情の変化やかわいらしい動きを急いで撮影しても、きれいな写真が撮れます。
 

 
刻一刻と変わる表情を逃さないために、Live Photoで短い動画を撮影し、動画やGIFアニメとしてSNSなどで共有するのもおすすめです。
 

 

3. 撮影後の加工も楽しもう

撮影した写真は、iPhoneで簡単に加工することができます。
 

 
Live Photoで撮影した写真は、上にスワイプすると「バウンス」などのアニメーション効果が楽しめます
 

 

撮影したたくさんの写真から、「ショートカット」アプリにある「写真をGIFに変換」を使ってGIFアニメを作るのもおすすめです。
 

 
ポートレートモードで撮影した写真は、写真を表示して「編集」をタップすると、撮影後でも照明効果を変更することができます。
 

 

かわいい写真を撮るための動画はこちら

犬や猫たちの表情を眺めているだけでも楽しい、Today at Appleの動画はこちらでご覧ください。
 

 
 
Source:Apple/YouTube
(hato)

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