Apple Watchなどの隠し通信ポートを使って機能拡張する特許取得


 
Appleが現地時間2021年8月19日、米国特許商標庁(USPTO)においてApple Watchなどのデバイスの機能拡張を、本体に搭載された隠し通信ポートを用いて行う特許を取得しました。

通信ポートを使って追加機能搭載デバイスを接続

今回取得した特許「電子機器におけるアタッチメント機構」には、例えばApple Watchの場合はバンドのアダプターを介して機能拡張するデバイスを接続するアイデアが記されています。
 

 
Apple Watchには隠しポートが搭載されており、これを通じて機能拡張するアイデアがこれまでにも取り上げられていました。
 
Appleは、このポートを通じて電力供給可能なバッテリー内蔵バンドの特許を取得していることも明らかになっています。
 
また、Appleが先日取得した「Apple Watchと専用バンドを使ってユーザーの水分補給の必要性を測定する特許」でも、隠しポートを使ってバンドと本体間で測定データをやり取りすると予想されていました。

Appleメガネの機能拡張にも利用可能?

この特許では、「電子機器におけるアタッチメント機構」を搭載するデバイスとして、Appleメガネなども想定されています。
 
Appleメガネの場合は、ヒンジに通信ポートを設け、追加機能を持つテンプルとリムで通信できるようにすることが想定されます。
 
 
Source:USPTO via AppleInsider
(FT729)

モバイルバージョンを終了