AirTagをiPhoneでスキャン→ショートカットの呼び出しが可能

iPhone12 Pro Max AirTag
 
AirTagをNFCタグとして使って、「ショートカット」アプリに登録したオートメーションを起動させることが可能であることが分かりました。

紛失モードでなくてもNFC読み取りで動作可能

Appleの紛失防止タグAirTagをiPhoneで読み取ると、「ショートカット」アプリで登録した動作を実行させることが可能だ、とオランダメディアiCultureが報じています。
 
AirTagは紛失モードにするとNFC対応スマートフォンで所有者の情報を表示することが可能ですが、ショートカットの呼び出しは紛失モードにしていなくても利用可能です。

AirTagによるショートカットの登録方法はこちら

AirTagのスキャンをきっかけにオートメーションを実行させる手順は以下のとおりです。
 

  1. 「ショートカット」アプリの「オートメーション」タブを開き右上の「+」をタップ
  2. 「個人用オートメーションを作成」をタップ
  3. 画面を下にスクロールし「NFC」をタップ
  4. AirTagにiPhoneの上部をかざしてスキャンし、AirTagに名前をつける
  5. 「アクションを追加」でスキャンした時に実行したいアクションを登録

 

 

 
追加できるアクションは、対応しているアプリに限られますが、アイデア次第で便利な使い方ができそうです。
 
たとえば、家の鍵にAirTagを着けている方なら、鍵をかけるついでにAirTagをスキャンしてHomeKitに登録した照明をオフ、Podcastを再生し、ワークアウトの記録を開始などの使い方が可能でしょう。

iOS14で進化したショートカット

「ショートカット」は、iOS14で大幅に機能が強化されています。
 
アプリのアイコンを(見た目上)変更したり、充電開始時に鳴る音を好きなものに変更したり、壁紙をランダムに変更したり、Apple MusicのプレイリストをCSV出力するといった操作も可能です。

 
 
Source:iCulture, 9to5Mac
(hato)

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