楽天モバイル、自社回線を東京以外の2府13県に拡大

楽天モバイル 「Rakuten UN-LIMIT VI」
 
楽天モバイルが、東京都以外の2府13県の一部地域において、自社回線による運用への切り替えを進めていることが明らかになりました。日本経済新聞が4月1日、報じています。

昨年10月よりローミング打ち切りを開始

楽天モバイルは自社がカバーするエリア以外では、現在KDDIから通信設備を借りてローミング(相互乗り入れ)によってサービスを提供していますが、今後は整備を進め、順次自社回線へと切り替えていくとのことです。
 
日経によれば、KDDIは2020年10月より、東京都や大阪、奈良県の一部地域においてローミングの打ち切りを始めています
 
KDDIは東京都では2021年3月末までに、地下などの一部を除きすでにローミングを終了、千葉県と神奈川県についても2022年3月末までに原則終了する見通しです。
 
そのほか京都、大阪の2府、そして宮城、埼玉、新潟、静岡、愛知、滋賀、兵庫、広島、奈良、愛媛、福岡の11県についても、一部地域ごとに順次終了するとしています。

夏までに自社回線エリア人口カバー率96%が目標

楽天モバイルとKDDIのローミングの契約期間は2019年10月1日から2026年3月31日までですが、楽天モバイルの自社回線エリアの人口カバー率が都道府県ごとに70%を上回った時点で両社が協議し、ローミングを継続するか終了するかを決める契約となっています。
 
楽天モバイルは、2021年夏までに自社回線エリアの人口カバー率を96%に高める目標を掲げています。

Rakuten UN-LIMIT VIの新規契約受付を開始

また楽天モバイルは4月1日より、「Rakuten UN-LIMIT VI」の新規契約受付と、「Rakuten UN-LIMIT V」にすでに加入しているユーザーを対象とした「Rakuten UN-LIMIT VI」への自動アップグレードを開始しました。
 
なお、「Rakuten UN-LIMIT V」から「Rakuten UN-LIMIT VI」へ自動アップグレードされた利用者には、プラン料金が1年間無料になるキャンペーンも継続適用されます。

 
 
Source:日本経済新聞,楽天モバイル
(lunatic)

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