新型Mac Proのプロトタイプ画像をリーカーが公開〜Appleシリコン搭載し小型化

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リーカーのマクガイア・ウッド氏(@Jioriku)が、Apple Tomorrow氏(@Apple_Tomorrow)と制作した、Appleシリコンを搭載する新型Mac Proプロトタイプのレンダリング画像を公開、同製品に関する情報を伝えています。

新型Mac Proのプロトタイプの画像


 
マクガイア・ウッド氏(@Jioriku)は、リーク情報元を保護するために、新型Mac Proプロトタイプに関する情報をApple Tomorrow氏(@Apple_Tomorrow)に伝え、レンダリング画像を制作してもらったと説明しています。この手法は、AirPods Maxのリーク画像を公開するときにジョン・プロッサー氏が行ったのと同じです。
 
同氏は、今回のレンダリング画像を公開するにあたり、小型のMac Proらしきモデルに関して公開された特許情報に触れています。米国特許商標庁(USPTO)は2020年12月3日に、新型Mac Proらしきモデルの特許を公開していました。
 

内部へのアクセスは、片方のサイドパネルを取り外す


 
ウッド氏が見た新型Mac Proのプロトタイプは、Mac Pro(2010年モデル)のようなラッチによって取り外し可能なサイドパネルを備えていたと報告しています。
 
サイドパネルを外すには、ラッチを押してロックを外し、パネル背面を持ち上げてから左側に倒し込むことでケースとの間に隙間が出来るので、その状態になったら引き上げて取り外せるようです。
 

本体上面のI/Oは現行モデルと同じ


 
本体上面のI/Oについてウッド氏は、新型Mac Proのプロトタイプも、現行モデルと同様に電源ボタンと2つのThunderbolt / USB Type-C(USB-C)端子を備えていると、ウッド氏は述べています。
 
同氏によれば、新型Mac Proにおいて、新たな端子を追加する計画はないようです。
 

現行モデルの半分のサイズで価格も安くなる?


 
新型Mac Proは現行モデルの半分程度のサイズになり、販売価格も安くなる可能性があるようです。
 

Intelプロセッサ搭載モデルはない?


 
このモデルではIntelプロセッサ搭載モデルはラインナップされず、Appleシリコン搭載モデルのみになり、電源ユニット横に10Gb Ethernet端子を備え、PCI-Expressによる拡張も可能だと、ウッド氏は予想しています。
 

Appleシリコンへの移行を完了するモデルになる?


 
ウッド氏の予想では、新型Mac ProはAppleシリコンへの移行を完了するモデルとして、2022年〜2023年に発売される可能性が高いようです。

32コアの高性能コアを備えたAppleシリコン搭載か


 
米メディアBloombergは、新型Mac Proには32コアの高性能コアを備えたAppleシリコンを搭載すべく開発が進められていると報じていました。
 
 
Source:McGuire Wood(@Jioriku)/Twitter, Apple Tomorrow(@Apple_Tomorrow)/Twitter, Appleosophy, USPTO via Patently Apple
(FT729)

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