iPhone12シリーズ、欧州モデルだけの外観上の特徴が判明

Apple Store アプリ iPhone12 Pro フランス
 
iPhone12シリーズのヨーロッパで販売されるモデルには、他の地域とは違った外観上の特徴があることが分かりました。

欧州モデルのiPhone12シリーズ限定の刻印

5Gに対応したiPhone12シリーズは、アメリカではより高速なミリ波(mmWave)に対応したモデルが販売されます
 
そのため、ミリ波用アンテナとみられる部品が側面のスリープ/スリープ解除スイッチの下に配置されていることが分かっています。
 
英メディアTheApplePostによると、ヨーロッパで販売されるiPhone12シリーズでは、安全基準条件を満たしていることを示す「CE」マークが、従来の本体背面ではなく、本体側面に刻印されていることが分かりました。

Apple Storeアプリで確認可能

「CE」マークの存在は、Appleの公式Webサイトでは確認できませんが、「Apple Store」アプリでMagSafeアクセサリのページを表示すると確認することができます。
 
以下は、地域設定をイギリスにした場合のiPhone12 Pro側面です。
 

 
フランスでも、同様の表示が確認できます。
 

 
アメリカでは、ミリ波用アンテナと見られる部品が確認できます。
 

 
なお、Appleがアクセサリーメーカー向けに公開したガイドラインでは、この部分を金属類で覆わないよう指示があります。
 

 
日本向けのiPhone12には、この部分には刻印もアンテナ部品もないようです。
 


 

iPhone7では背面の「総務省指定」が話題に

日本独自仕様といえば、2016年に発売されたiPhone7、iPhone7 Plusでは、FeliCa対応に伴い、背面に「総務省指定」の文字が刻印されたことで話題を集めました。
 

 
現在、「総務省指定」の文字は、「設定」アプリで「一般」>「法律に基づく情報及び認証」で表示されるのみとなっています。
 

 
 
Source:TheApplePost
Photo:Apple
(hato)

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