Apple、次バージョンSafariでAdobe Flashサポートを終了か

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AppleはSafariブラウザの次のアップデートで、Adobe Flashのサポートを完全に終了する見通しです。したがってSafariの次のバージョンでは、Adobe Flashのインストールおよび利用ができなくなります。

iOS版Safariは当初よりFlashに非対応

ほかの主要ブラウザはすでにFlashのサポートを終了しているため、SafariのFlashサポート終了はそれほど大きな問題にはならないでしょう。またiOS版Safariは当初よりFlashに対応していないので、iPhoneやiPadのユーザーも影響を受けません。
 
Adobeは2017年7月に、2020年いっぱいでFlashとFlash Playerの開発、アップデートおよび配信を終了すると発表しています。その際終了の理由について、HTML5、WebGL、WebAssemblyなどの成熟により、動画やインタラクティブなコンテンツの表示を、わざわざFlashやShockwaveといったプラグインが担う必要がなくなったと説明しています。

脆弱性を抱えるFlash

FlashおよびFlash Playerは、以前からその脆弱性が繰り返し指摘されてきました。MicrosoftやAppleはFlashのセキュリティ上の欠陥対策に長年苦労させられてきたといっても過言ではありません。
 
Mac向けSafariの次バージョンがいつリリースされるかは不明ですが、Flashに対応しない可能性はかなり高そうです。

 
 
Source:MacRumors
(lunatic)

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