17歳のアプリ開発者が呼びかけた豪森林火災への寄付、4日間で33万円を集める

Will Bishop氏
 
Apple Watchの人気アプリを開発した17歳の学生が、オーストラリアで続く森林火災のためにアプリ内課金で寄付を呼びかけたところ、想定を大きく上回る約33万円が集まったと報告しています。

17歳の学生開発者、大規模森林火災に立ち上がる

オーストラリアでは、高温と乾燥のため広い範囲で森林火災が続いており、23名以上が犠牲になり、都市部でも大気汚染などの被害が深刻化しています。
 


 
Apple Watch向け人気Twitterアプリ「Chirp」などを開発した17歳の学生、ウィル・ビショップ氏は、自身の開発した3つのアプリのアプリ内課金による収益を全額寄付すると発表し、注目を集めました。

4日で33万円の寄付が集まる

ビショップ氏は1月8日、寄付の対象となる収益額をredditで公開しました。
 
寄付の総額は、ビショップ氏自身が寄付した347米ドル(500豪ドル)を合わせた3,051米ドル(約33万円)になりました。
 

 
なお、当初は1月4日と5日の収益を寄付すると発表していましたが、寄付を呼びかけた1月3日と、予定を過ぎた6日にも多くの収益があったので、これらも寄付の対象に含めることにしたそうです。
 

 
寄付は、森林火災への対応に取り組む3団体に均等配分されます。ビショップ氏は、寄付の領収書が届き次第、領収書の画像を公開すると予告しています。
 

 

本人は驚き、多くのredditユーザーから称賛の声

多くの寄付が集まったことについてビショップ氏は「本当にありがとうございます。500ドルか1,000ドルも集まればいいと思っていたので、本当に驚きました」と、感謝と驚きのコメントをしています。
 


 
ビショップ氏に対してredditでは「私利私欲のない、素晴らしい取り組みをありがとう」「手伝えてよかった。アプリを楽しんでいるよ」などと称賛のコメントが集まっています。
 
ビショップ氏は、アプリ内課金による寄付が終わっても、各団体に直接寄付できるWebサイトを紹介しています。
 


 
 
Source:reddit
(hato)

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