2014年よりAppleで最高財務責任者(CFO)を務めるルカ・マエストリ氏と会食する権利が、オークションに出品されました。
発言に注目が集まるCFO
ルカ・マエストリCFOはアイルランド節税問題以外にも、次期iPad Proが2019年のうちには発売されないことや、Macに搭載されたIntel製プロセッサの問題など、財務面から様々なテーマについて発言しています。最高財務責任者の肩書通り、Appleの“懐事情”を一手に統括する立場であると言えるでしょう。
そんなマエストリ氏とのランチができる権利は、10,000ドル(約108万円)から入札がスタートし、執筆時点(11月14日15時)では13,000ドル(約140万円)の値が付いています。オークションを開催しているCharitybuzzは、50,000ドル(約540万円)ほどの価値に相当すると予想しています。
およそ1時間の会食はApple Park内で催され、同施設をApple社員とともに見学する権利も付いてきます。支払われた料金は、貧困の改善や識字率の向上を目指すAndrea Bocelli Foundationに寄付されます。
過去にはクックCEOとの会食もオークションに
Appleの上級役員とランチを共にする権利がオークションにかけられるのは、今回が初めてではありません。
過去にはティム・クック最高経営責任者(CEO)や、インターネット・ソフトウェア・サービス担当上級副社長を務めるエディー・キュー氏との会食権利もオークションに出品されています。ティム・クックCEOとの権利は、2017年に688,999ドル(約7,441万円)で落札されました。
Source:Charitybuzz,MacRumors
Photo:Apple
(kihachi)