Appleの時価総額、再び1兆ドルを突破

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Appleの株価が上昇し、同社の時価総額は再び1兆ドル(約111兆円)を突破しました。1月〜3月の業績と4月〜6月期の業績予測が、市場関係者の予測を上回ったためと見られます。

業績発表後に株価が急上昇

Appleが現地時間4月30日に発表した、2019会計年度第2四半期(2019年1月〜3月)の業績は、前年同期比の売上高が5%減少、iPhoneの売上高は18%の減少となりました。
 
またAppleは2019会計年度第3四半期(4月〜6月)の業績見通しについては、売上高524億ドル〜545億ドル(約5兆8,500億円〜6兆円)と発表しています。
 
これらの業績が市場関係者の予測を上回っていたことから、業績発表の直後からAppleの株価は急上昇し、一時は215.31ドルの高値をつけ、時価総額は数カ月ぶりに1兆ドルを超えました
 

 

大きく変動したAppleの株価

Appleの株価は、この1年間足らずで大きく変動しています。
 
2018年7月末に発表した業績が好調だったことから株価は200ドルの大台を突破し、Appleはアメリカ企業として初の時価総額1兆ドルを突破しました。
 
しかし、11月以降の株価は下落を続け、1月初めに業績見通しの引き下げを発表した直後には142ドルまで下落、その後は回復傾向にありました。
 

 
 
Source:9to5Mac
Photo:Yahoo! Finance
(hato)

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