「Apple Watch Series 4」42mmモデルの画面解像度は384×480となり、従来モデルと比較して表示領域が拡大し、より多くの情報を表示可能になる模様です。
表示領域が拡大する「Apple Watch Series 4」
「Apple Watch Series 4」の公式画像をスクープした米メディア9to5Macは、最新のwatchOS 5ベータの内容から、「Apple Watch Series 4」の画面解像度が384×480になり、Apple Watch Series 3までの42mmモデルの解像度312×390と比べて表示領域が拡大する、と報じています。
「Apple Watch Series 4」は、従来のモデルと本体の外形サイズは同じまま、画面周囲のベゼルが細くなることで画面の表示領域が約15%拡大すると予測されています。
9to5Macは、「Apple Watch Series 4」は表示領域を拡大するだけでなく、ピクセル密度(PPI)も向上し、より滑らかな表示が可能になるだろう、と推測しています。
先日公開された画像から、「Apple Watch Series 4」ではUV指数を含む多くの情報を表示できるようになると考えられています。
watchOS 5ではApple Watch単体でWebページの表示が可能になりますが、「Apple Watch Series 4」では表示がより見やすくなりそうです。
各種アプリの画面で比較
9to5Macは、Apple Watch Series 3までの42mmモデルと「Apple Watch Series 4」の画面を比較した画像を公開しています。これらの画像は、ピクセル密度を345と想定して、XcodeのApple Watch用シミュレーターで作成されています。
電卓アプリ「PCalc」では、ボタンのサイズが固定されているため、画面周辺部分に表示領域が拡大していることが分かります。
Siriのウォッチフェイスでは、Apple Watch Series 3までは途中で改行されていた文章が、一行に表示されています。
設定アプリでは、メニューが縦方向にもう一つ増やせそうです。
宇宙に輝く地球のウォッチフェイスでは、地球の存在感が増しています。
各アプリの対応について同メディアの記者で開発者のギルヘルム・ランボー氏は、「開発者たちは対応に迫られるだろうが、そう難しいことではないだろう」と、各種アプリが早いうちに「Apple Watch Series 4」の解像度に対応できる、との見通しを述べています。
Source:9to5Mac
(hato)