現地時間の12日に突然発表された新型MacBook Proは、キーボード底部が薄いゴムの襞(ひだ)で覆われている、第3世代のバタフライキーボードを搭載しています。この進化したキーボードが無償修理プログラムに適用されるのではないかとの期待が高まっていましたが、その可能性は非常に低いことが米メディアMacRumorsの調査で明らかになりました。
第3世代バタフライキーボードは修理プログラムで導入されない?
デバイスの分解で知られるiFixitが新型MacBook Proキーボードを分解したところ、第2世代のバタフライキーボードにはなかった薄いゴム素材がそれぞれのキー底部に配置されていることがわかりました。
ホコリの侵入を防ぐ効果があるとされる第3世代バタフライキーボードですが、搭載されるのは2018年の新型MacBook Proのみで、キーボードに問題のあった旧モデルの無償修理の際には使用されない見込みであると、MacRumorsは伝えています。
第3世代キーボードはホコリ問題の解決にはなっていない
第3世代バタフライキーボードはキーボード欠陥を解決しないことをAppleも認めていますが、修理プログラムで何らかの改善を期待していたユーザーからは落胆する声も聞かれます。
キーボードの無償修理プログラムは、コンピュータの購入日から4年間有効とされていますが、デザインが同じままの場合、再びキーボード底部にゴミが侵入し、動作不良を起こすのは目に見えています。
バタフライキーボードの根本的な問題解決が図られる日は来るのでしょうか。キーボード修理プログラムの詳細はこちらで確認することができます。
Source:MacRumors
(lexi)