「iPhone SE 2」の前面デザインに続いて、背面と側面を描いた画像をスマートフォンアクセサリーメーカーのOlixarが公開しました。iPhone Xのようなベゼルレスデザインの前面とは違い、背面と側面は現行iPhone SEに近いデザインが採用されているようです。背面はワイヤレス充電に対応したガラス製パネルが採用されているようにも見えます。
懐疑的に報じられた「iPhone SE 2」用ガラスフィルム
スマートフォンアクセサリーメーカーのOlixarが、中国の工場から入手したという「iPhone SE 2」用とされるガラスフィルムの設計図を公開し、ECサイトで予約受付を開始している、と昨日お伝えしました。
しかし、設計図にある画面上部のノッチ(切り欠き)が小さすぎ、本体サイズの縦横比も不自然であるとして、米メディア9to5Macは懐疑的に報じていました。
現行iPhone SEに近い背面・側面の形状、背面はガラス製?
Olixarが公開した「iPhone SE 2」の背面と樹脂製ケースを描いた3Dレンダリング画像には、現行のiPhone SEに近い形状の端末が描かれています。
iPhone XやiPhone8/8 Plus同様、ワイヤレス充電に対応したガラス製の背面パネルが搭載されているようです。
カメラレンズの形状や、本体側面の丸型の音量ボタンなど、現行のiPhone SEと共通するデザインで、LEDフラッシュの形状が楕円形から円形に変更されています。これは、iPhone7/7 Plusで採用された4つのLEDを使うクアッドLED True Toneフラッシュを搭載するためと思われます。
iPhone SE
なお、底面の画像がないため、イヤホンジャックの有無は確認できません。
すでに4色のカラバリを揃えて予約受付中
スマートフォンアクセサリーのECサイトMobileFunでは、「iPhone SE 2018」用として「FlexiShield」と呼ばれるOlixarの樹脂製ケースの予約受付が開始されています。
カラーバリエーションはブルー、パープル、ブラック、クリアの4色が用意されています。
どうなる?近日発売と噂の「iPhone SE 2」
4月中旬にユーラシア経済連合に製品情報が登録され、「すでに量産が開始されている」との情報もあり、近いうちに発売されると噂されている「iPhone SE 2」ですが、Appleからは正式な発表は一切ありません。
しかし、これまでに「iPhone SE 2」用とされるケースが中国のECサイトで販売されているほか、ガラスフィルムの画像も公開されています。
ケースメーカーなどが次世代iPhoneのCADデータを入手し、競うようにして未発表の情報に基づいてアクセサリーを製造・販売するのは、新型iPhoneの発売と同時に製品を販売して利益を上げるためです。
iPhone Maniaでは、「iPhone SE 2」のデザインやスペック、発売時期などについて予想していますので、ぜひご覧ください。