次期モデルGalaxy S10はiPhone Xと似た3D顔認識を採用か

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Samsungの次期フラッグシップモデル、通称「Galaxy S10」が、iPhone Xとよく似た3D顔認識機能を搭載するようだと、韓国メディアが報じています。

イスラエル企業が3Dセンシングカメラを開発

The Bellによれば、Galaxy S10に3D顔認識機能を搭載するため、イスラエルの企業Mantis Visionが3Dセンシングカメラを開発し、韓国Namugaがカメラモジュールへの3Dセンシングソフトウェア統合を進めている模様です。
 
NamugaはSamsungの低〜中価格帯のスマートフォン向けにカメラモジュールを供給するとともに、IntelのRealSense 3Dカメラには3Dセンシングカメラモジュールを供給しているとされています。

以前からMantis Visionの技術に注目

Mantis Visionの3Dマッピング技術は、短命に終わったGoogleの拡張現実(AR)プラットフォーム「Project Tango」で開発されたスマートフォンに採用されていたことが知られています。
 
SamsungはGoogleに採用された頃からMantis Visionの技術に注目しており、2014年には他の複数の企業とともに同社に出資しています。

Galaxy S9/S9+は2Dスキャン

Samsungは先日発表したGalaxy S9/S9+に、虹彩認証と顔認証を組み合わせたIntelligent Scanを搭載しました。しかし顔認証は、従来モデルと変わらず通常カメラで2Dマップを作成することで実行されるため、3Dスキャンで3Dマップを作成するiPhone XのFace IDよりも、信頼度が低いと指摘されています。
 
顔認証の信頼性、安全性を向上させるためにも、Samsungが次期フラッグシップモデルで3D顔認識技術を採用する可能性は少なくないと考えられます。

 
 
Source:The Investor via MacRumors
(lunatic)

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