9日にCES開幕!存在感示すGoogle、静かに技術見せるApple

CES ロゴ
 
アメリカ・ラスベガスにおいて、世界最大規模のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES 2018)が、1月9日に開幕します。Appleは自らブースは出展しないものの、スマートホーム分野で姿を見せると期待されています。

「Hey Google」で存在感

CESといえば例年Samsung、LG、ソニーといったアジアのエレクトロニクス・メーカーが主役となっていますが、今年はGoogleが、存在感を示すことになりそうです。
 
Googleはこれまで、Android搭載端末やChromebookを出展するメーカーのパートナーとして、その名前を出す程度でしたが、今年は会場内の複数箇所に出展スペースを確保しているだけでなく、ラスベガスの目抜き通り周辺を運行するモノレールの車体に「Hey Google」の巨大広告を打つなど、CESにかなり力を入れています。
 
またGoogleはラスベガス・コンベンションセンターのすぐ外側にも、「Hey Google」の文字を掲げた巨大ブースを設置しています。

スマートホームとスマートスピーカー

今年のCESには、家庭内のさまざまな家電をネットワーク化するスマートホームシステムや、AmazonのEcho、Google Homeなどのスマートスピーカーおよび関連技術が数多く登場することが期待されています。
 
GoogleがGoogle Assistantを呼び出すフレーズである「Hey Google」の宣伝に力を入れているのも、今年はスマートスピーカーで売上首位のAmazonを追撃するという意思表明とも取れます。

Appleは今年も出展せず

CESで大々的に表に出てきたGoogleに対し、Appleは今年も出展はせず、コンセントにつなぐだけでiOSデバイスでの遠隔操作が可能になるシステムや、監視カメラ、庭のスプリンクラーなど、HomeKitを統合したサードパーティー製品経由でその存在を示すのみにとどまりそうです。
 
CESで注目分野のひとつと期待されるスマートスピーカーといえば、AppleにもHomePodがあります。しかし当初予定されていた12月発売が今年初頭に延期されると発表があって以降、具体的な発売日は明らかにされていません。

iPhone Maniaも会場入り!

昨年4,000社以上が出展し、世界各国から18万人以上が来場したCESは、1月9日から12日までの日程で開催されます。iPhone Maniaも現地入りし、会場からホットなニュースをお届けしますのでお楽しみに!

 
 
Source:USA Today
(lunatic)

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