バットモービル体験も可能に?エンタメ搭載した自動運転車をIntelとWBが共同開発

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自動運転車の車内向けエンターテインメント開発で、IntelとWarner Bros.が提携しました。両社はまず、車に乗っている人全員が楽しめることを主題とした、自動運転のコンセプトカーを共同開発します。

自動運転車では誰もが「乗客」

Googleを始め、日産、ホンダ、トヨタなどの日本の主要自動車メーカー、そしてTeslaやAppleも取り組んでいる自動運転車では、基本的に運転はほぼ不要となり、誰もが車内でビデオなどのエンターテインメントを楽しめるようになります。
 
そうした近い将来を見据えてIntelとWarner Bros.が、現地時間11月29日、開催中のロサンゼルス・オート・ショーにおいて、車載エンターテインメントを搭載した自動運転コンセプトカー「AV Entertainment Experience」を共同開発すると発表しました。

バットモービルでゴッサムシティを駆け抜けろ

AV Entertainment Experience」では、映画やテレビなどを視聴するだけでなく、車内ならではの仮想現実(VR)や拡張現実(AR)体験も可能になるようです。たとえば、映画「バットマン」シリーズに登場するバットモービルに乗ってゴッサムシティを駆け抜ける、といった体験も味わえます。

遊びより仕事

しかしAudiが実施した調査によれば、自動運転が実現した場合車内で何をしたいかという問いに対し、もっとも多かった答えはテレビ・ビデオの視聴やゲームではなく、「仕事」でした。
 
米メディアMashableはこうした調査結果から、人々が仕事を忘れて仮想空間での遊びに興じるようにするには、IntelとWarner Bros.は相当な努力をする必要があるだろうと記しています。
 
 
Source:Intel via Mashable
(lunatic)

 
 

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