Apple Pay初日、モバイルSuicaに大規模システム障害発生!

Suica エラー
 
iOS10.1が配信され、日本でApple Payが利用可能となった10月25日、朝から「モバイルSuica」に大規模障害が発生しました。

通常の10倍ものアクセスが殺到!

iOS10.1の配信により、iPhone7/7 PlusやApple Watch Series 2でApple Payが利用可能となりました。なかでも、先日Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)がデモを行った、Suicaによる自動改札通過は、多くのユーザーが待ち望んでいました。
 
しかし、多くのユーザーがSuicaを登録しようとした結果、通常の10倍ものアクセスが殺到、JR東日本の「モバイルSuica」用システムに朝7時半頃から長時間にわたって障害が発生しました。
 
障害により、Apple Pay用のSuica登録ができないほか、チャージやグリーン券・特急券の購入ができないなどの影響が出ていました。

Suica登録できたのは日付が変わった後・・・

ITmediaの報道によると、午前11時頃におおむね復旧したとのことですが、筆者がiPhone7 PlusにSuicaの登録を試み続けたものの、ようやく登録が受け付けられたのは日付が変わった26日の0時過ぎでした。
 
本稿執筆時点(10月26日午前0時40分)でも、JR東日本のトップページには以下の案内文が掲載されています。
 

モバイルSuicaおよびApple PayでのSuicaサービスの一時的なアクセス集中について
 
ただ今、モバイルSuicaおよびApple PayでのSuicaサービスが大変混雑してつながりにくくなっております。お客さまにはご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、しばらく待ってから操作していただきますようお願い申し上げます。

 

 
Suicaの取り込みができない場合は、タイミングをずらすと良いかもしれません。

高校生以下の通学定期、残高が多い場合などは登録不可!

なお、以下のSuicaは、Apple Payに登録できないので注意が必要です。

  • 高校生以下の通学定期券、多機能Suica、小児用Suica
  • 改札入場状態のSuicaや有効なSuicaグリーン券情報がある場合
  • SF(電子マネー)の残額が19,501円以上のSuicaカード

 
 
Source:ITmedia, JR東日本
(hato)

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