【熊本地震】ソフトバンク、被災地に気球基地局を初投入!周辺で200人が同時通話可能に

ソフトバンク 気球型基地局
 
ソフトバンクは、熊本県を中心に発生している大規模地震の影響で携帯電話がつながりにくい地域に、気球を使った携帯電話基地局を被災地に初投入しました。

気球型基地局により200人が同時通話可能に!

ソフトバンクが投入した気球型基地局により、地震の影響で携帯電話がつながりにくい地域でも、気球の周辺5~10kmの範囲で、200人がソフトバンクやY!mobileの携帯電話での通話が可能になります。
 
気球の打ち上げ場所は、福岡県八女市の、福岡県から熊本県阿蘇地方に向かう重要ルートが選定されました。救援物資の輸送などで活用されることが期待されます。

2011年の東日本大震災の経験を踏まえて開発

ソフトバンクは、2011年の東日本大震災で、基地局が使えなくなった経験を踏まえて気球型基地局の開発に取り組み、2013年には全国に配備していました。
 

 
2014年にはLTE/W-CDMA対応の気球システムを開発し、宮城県南三陸町で実証実験の結果、半径5kmの範囲での音声通話とLTE通信ができることが確認されています。

ソフトバンク、被災地のデータ通信速度制限も撤廃

ソフトバンクは、熊本地震の被災地支援のため、データ通信量による通信速度制限を撤廃しています。
 
このほか、携帯電話各社は、地震の影響により通信障害が発生している地域を随時公開しているほか、災害用伝言版やWi-Fiスポットの無償提供などを行っています。
 
また、各社はiPhoneなどスマートフォンから手軽に寄付できる取り組みを開始していますので、無理なくできることから、被災地を支援してみてはいかがでしょうか。
 
 
Source:Sankei Biz, ソフトバンク「気球無線中継システム
(hato)

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