M6 ProおよびM6 Maxを搭載するMacBook Pro向けとみられる第8.6世代OLEDディスプレイの量産を、Samsung Displayが2026年1月15日に開始していたことが明らかになりました。
OLEDディスプレイの量産開始時期を踏まえると、M6 Pro/M6 Maxを搭載するMacBook Proが2026年内に発売される可能性も否定できません。
Samsung DisplayがMacBook Pro向けOLEDの量産を開始
M6 ProおよびM6 Maxを搭載するMacBook Pro向けOLEDディスプレイを独占供給するとみられるSamsung Displayは、第8.6世代OLEDディスプレイのサンプルを顧客に提供し、品質面での確認(合格)をすでに完了している模様です。
また、忠清南道牙山市(アサン)の工場に建設した製造ラインでの量産試作段階における歩留まり率(良品率)も目標値に達しているとサプライチェーン関係者は述べており、部品供給数の不足による価格高騰の懸念は小さいとみられます。
第8.6世代OLEDは製造効率が大幅に向上
Samsung Displayが「UT One」として発表済みの第8.6世代OLEDディスプレイは、ガラス基板のサイズが「2,290 x 2,620ミリ」と、現在主流の第6世代OLEDの「1,500 x 1,850ミリ」よりも大きく、1枚の基板からより多くのパネルを切り出せる点が特徴です。
この大型化により、製造効率の大幅な向上が期待されています。
Samsung Displayは、第8.6世代OLED製造ラインの稼働により、ラップトップおよびタブレット向けOLEDディスプレイが売上全体の20〜30%を占めると試算しています。
出荷数が少なくても高収益が見込まれる理由
第8.6世代OLEDディスプレイは、iPhone向けの第6世代OLEDと比べて出荷数量が大幅に少ないとみられています。
それにもかかわらず、これだけの売上増加が見込まれている点から、卸価格が高く、利益率の高い製品である可能性が高いと考えられます。
OLED搭載はM6 Pro/Maxモデルのみか
今回量産が開始された第8.6世代OLEDディスプレイは、最初にM6 ProおよびM6 Maxを搭載するMacBook Proに採用されるとの噂があります。
その場合、無印のM6を搭載するMacBook Proについては、現行のミニLEDディスプレイを継続採用する可能性が高いとみられています。
OLED搭載MacBook Proの発表時期はいつになる?
OLEDディスプレイを搭載するMacBook Proの発売時期については、2026年末〜2027年初頭との予想がこれまで有力視されてきました。
一方で、その前段階となるM5 ProおよびM5 Maxを搭載するMacBook Proすら、現時点ではまだ発表されておらず、早くても今月末〜3月頃の発表と予想されています。
この流れを考慮すると、OLEDディスプレイを搭載するMacBook Proの正式発表は、2027年1月末以降になる可能性が高いとも考えられます。
年内発表の可能性も完全には否定できない
ただし、OLEDディスプレイ搭載MacBook Proは、MacBook Proとしては久しぶりに筐体デザインの刷新を伴う大型モデルチェンジになると噂されています。
そのため、Appleが2026年10月末〜11月上旬にイベントを開催し、
M6/M6 Pro/M6 Maxを搭載するMacBook Proを同時に発表するというシナリオも考えられます。
量産開始のタイミングを見る限り、スケジュール面では年内発表が不可能とは言えず、今後のAppleの動きが注目されます。
M6シリーズチップ搭載MacBook Proの仕様に関する噂
M6シリーズチップ搭載MacBook Proの仕様に関する噂は、次の通りです。
- OLEDディスプレイ搭載により薄型化
- ディスプレイサイズは、公称14インチと16インチを継続
- ノッチを廃止、フロントカメラはパンチホールデザインを採用
- C2セルラーモデムを内蔵し、常時接続に対応
Photo:Apple Hub/Facebook
