Appleは現地時間5月6日、開発者向けにiOS18.5、iPadOS18.5、macOS 15.5などOSのリリースキャンディデート(RC)をリリースしました。RCは、ベータテストの最終段階であることから、一般ユーザー向け正式版も近日中に公開される見込みです。
iOS18.5、iPadOS18.5 RCのアップデート内容
AppleがリリースしたiOS18.5などのRCは、ベータ4から約1週間でのリリースとなりました。
iOS18.5とiPadOS18.5のRCにおけるアップデート内容は、以下のとおりです。
- 新作のプライドハーモニー壁紙
- スクリーンタイムのパスコードが子どものデバイスで使用された場合、保護者が通知を受信可能に
- サードパーティー製デバイスにインストールされたApple TVアプリでコンテンツを購入する場合、iPhoneから購入が可能に
- Apple Vision Proアプリで画面が真っ黒になる問題を修正
- 通信事業者が提供する衛星通信機能がiPhone13シリーズ全モデルに対応
なお、一部の機能は地域によっては提供されません。
先日、9to5MacがiOS18.5、iPadOS18.5のベータから発見した新機能は、RCに含まれていないことから、iOS18.6以降のアップデート、あるいは現地時間6月9日からの世界開発者会議(WWDC25)で発表される、iOS19で提供される可能性もあります。
macOS 15.5、watchOS 11.5、tvOS18.5、visionOS2.5にもRCを提供
Appleは、macOS 15.5、watchOS 11.5、tvOS18.5、visionOS2.5、HomePod 18.5の各バージョンについてもRCをリリースしています。
各ソフトウェアともに、近日中に一般ユーザー向け正式版が提供されると見込まれます。