Apple Vision Proの「スペースブラック」とされるストラップの画像を、リーカーのソニー・ディクソン氏がX(旧Twitter)に投稿しました。
スペースブラックのApple Vision Proは一時開発が進んでいたものの、最終的に発売中止となった可能性が高いとみられています。
スペースブラックのストラップが確認される
ディクソン氏が投稿した画像には、Apple Vision Pro特有のストラップが写っており、そのカラーが現行ラインアップには存在しない「スペースブラック」である点が注目されています。
同氏は、このストラップの存在から、スペースブラックのApple Vision Pro本体が発売に向けて検討されていたものの、最終段階でキャンセルされたと考えるのが妥当だと述べています。
過去にもスペースブラック関連部品が流出していた
2025年4月には、スペースブラックのApple Vision Pro専用ケーブルとされる画像がXに投稿されていました。
当時は、2025年中に登場すると噂されていたApple Vision Pro 2に新色としてスペースブラックが追加されるとの観測が広がっていました。
しかし、実際に発表されたM5搭載モデルでは新色の追加はなく、モデル名に「2」が付くアップデートも実施されませんでした。
こうした流れを踏まえると、スペースブラックモデルの計画が取り下げられたとする推測は説得力があります。
Apple Vision Proシリーズの計画見直しとの噂
Appleは現在、Apple Vision Pro関連の複数プロジェクトについて、開発の優先度を引き下げているとされています。
噂されているのは以下のモデルです。
- デザイン刷新版のApple Vision Pro
- 軽量モデル「Apple Vision Air」
- 価格を抑えた廉価モデル
これらはいずれも開発中止、もしくは大幅な延期が報じられています。
その背景には、Ray-Ban Metaシリーズがヒットしていることもあり、Appleがスマートグラス分野により多くのリソースを振り向けているとの見方があります。
将来的にスペースブラックが復活する可能性は?
スペースブラックのApple Vision Proが将来登場する可能性がゼロとは言えませんが、仮に投入されるとしても、AirPods Maxにおける新色追加のように、モデルサイクルの長期化による“てこ入れ”の一環に留まる可能性が高いでしょう。
その場合、製品の抜本的な改善や販売台数の大幅な拡大につながるかどうかは不透明です。
