Apple、iPhone14 Proで撮影した短編映画を公開。覆面ヒーローが活躍

Huracán Ramírez vs. La Piñata Enchilada メイキング
 
Appleは、iPhone14 Proを使ってメキシコで撮影した短編映画を公開しました。iPhone14 Proのアクションモード、シネマティックモード、暗所撮影などのカメラ機能を活用して撮影された、迫力ある映像が印象的です。

 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが、iPhone14 Proで撮影した短編映画を公開した。
2. メキシコの国民的ヒーローである覆面レスラーが主役。
3. iPhone14 Proの動画撮影機能を活用した映像が印象的。

メキシコの国民的ヒーローが短編映画で蘇る

トルコのイスタンブールで撮影された短編映画に続いて公開された、iPhone14 Proで撮影された動画「Huracán Ramírez vs. La Piñata Enchilada」(ウラカン・ラミレス vs ラ・ピニャータ・エンチラーダ)は、伝説の覆面レスラーで俳優としても活躍した、ウラカン・ラミレス(1926年〜2006年)がもし生きていたらという想像に基づく、約13分間の短編映画です。
 

 
タイトルにある「ピニャータ」は、メキシコでお祝いに使われる、割れる中に入ったお菓子が出てくる、日本のくす玉のようなものです。
 

 
おじいさんのピニャータ作りを手伝った、少年のちょっとした出来心から、邪悪なピニャータの怪物が生まれてしまいます。
 

 
メキシコ全土を恐怖に陥れた怪物を倒すため、伝説のヒーロー、ウラカン・ラミレスに警察が助けを求めます。「自分はずいぶん前に引退した。もっと若い者に頼ってくれ」と断ろうとするラミレスですが、「子供たちが危険に晒されている」という言葉に、立ち上がる決心を固めます。
 

 
ラミレスは、ピニャータの怪物を相手に苦しい戦いを強いられます。
 

 
子供たちの歌声を思い、意識を集中させ、怪物に立ち向かうラミレス。
 

 
それまでの緊迫感ある戦闘シーンから一転し、少し笑える雰囲気の効果音とともに飛んでいくラミレス。
 

 
子供たちに笑顔が戻りました。
 

 
マスクを少年に託し、去っていくラミレス。
 

 
最後に、覆面レスラーの顔がAppleロゴに変化します。
 

 
映像はこちらでご覧ください。筆者は、前半の緊迫感ある映像から、終盤で古典的なヒーローもの映像への急展開に、戸惑いを感じながらも笑顔になってしまいました。
 

 

iPhone14 Proが大活躍のメイキング映像

Appleは、「Huracán Ramírez vs. La Piñata Enchilada」の撮影風景と、映像制作ユニット、ロス・ペレスへのインタビューをまとめたメイキング映像も公開しています。
 

 
怪物が登場したシーンや、少年が走るシーンは、iPhone14 Proを手に持って走りながら撮影していますが、アクションモードの効果で、ブレのない映像が撮れています。
 

 
シネマティックモードは、フォーカスを切り替えるだけで映像にドラマを与えています。同モードは、撮影後にもフォーカスの切り替えが可能です。
 

 
大型カメラが使えないような狭い場所でも、iPhoneならきれいな映像を撮影できます。
 

 
メイキング映像は、トウガラシのマークがAppleロゴに変わらないままという、珍しい終わり方をしています。
 

 
約3分40秒のメイキング映像はこちらでご覧ください。
 

 
 
Source:Apple/YouTube (1), (2)
(hato)

 
 

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