「Hey Siri」の「Hey」が消えるかも?WWDC23で発表される可能性

Siri
 
Appleの音声アシスタントSiriを起動させるウェイクワード「Hey Siri」から、いよいよ「Hey」が削除されるかも知れません。Bloombergのマーク・ガーマン記者が、来週開催される世界開発者会議(WWDC23)において、ウェイクワードの変更が発表されるかも知れないとツイートしています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Siriを起動させる「Hey Siri」が「Siri」になる可能性。
2. AmazonのAlexaは「Alexa」と呼びかけるだけで起動する。
3. 「Siri」のみへの変更がWWDC23で発表されるかも知れない。

WWDC23で「Siri」への変更が発表される?

Appleは2022年頃から、Siriを「Hey Siri」ではなく「Siri」だけで呼び出せるよう開発を進めており、計画どおりに進めば1年後か2年後には、「Siri」だけで起動可能になると、2022年11月にガーマン記者が伝えていました。
 
ガーマン記者によると、Appleは「Hey Siri」から「Siri」への変更を、WWDC23において発表する可能性があるそうです。
 

3社いずれの音声アシスタントにも対応するMatterの登場

競合するAmazonのAlexaは、「Alexa」と呼びかけるだけで起動します。一方GoogleのGoogle Assistantのウェイクワードは、当初は「OK Google」のみでしたが、現在は「OK Google」「Hey Google」のどちらでも使えます。
 
蛇足ですが、Siriという単語は日常的に使用されないので「Hey Siri」を「Siri」に変更するのは問題ないですが、社名であり、頻繁に口にされるGoogleの場合、OKやHeyを取り除いて、ウェイクワードをGoogleのみにするのは問題がありそうです。
 
Apple、Amazon、Googleの音声アシスタントといえば、いずれの音声アシスタントでもスマートホーム機器の操作、連携を可能にする業界標準規格「Matter」が2022年秋に登場しています。
 
 
Source:Mark Gurman/Twitter
(lunatic)

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