現地時間2023年6月5日開幕の世界開発者会議（WWDC23）において初めてその詳細が明かされるiOS17の大まかな内容を、リーカーがTwitterに投稿しました。
Dynamic Islandに関する情報を提供した人物だが…
この情報を投稿している人物（941）は、昨年iPhone14 Proが発表される前に、Dynamic Islandに関する情報を提供していたため、今回のリーク情報にも真実が含まれている可能性があります。
ただし941氏が今回投稿している内容が具体的ではなくあいまいな表現に終始していること、そして941氏にリーカーとして実績が少ないことから、米メディア9to5Macは参考までに留めておいたほうがいいかもしれないと記しています。
941氏による、iOS17情報は以下のとおりです。
iOS17情報
- iOS17はiOS16がサポートするすべてのモデルに対応。つまり『A11 Bionic』搭載のiPhone8、iPhone Xを含む。
- iPadOS17についてはA9、A10 Fusion搭載iPadは対応しない可能性がある。今後3〜4週間で決定される。
- パフォーマンス、効率、安定性、古い端末の長期サポートが今回のアップデート（iOS17）の最大の目玉となる。最初の数回のベータ版では、3GB RAM搭載モデル（標準iPad、iPhone8/X）に問題が生じる可能性があるが、最終版に近づくにつれて安定する。
- コントロールセンターのUI、カスタマイズなどが大幅に変更される。
- Dynamic Islandの機能が増える。マーケティング部門が開発チームに対し、Dynamic Islandにもっと機能を追加するようプレッシャーをかけている。これは標準iPhone15の売上を上げるためと思われる（筆者注：iPhone15シリーズにもDynamic Islandが搭載されるという意味）。
- 常時表示ディスプレイの設定が増える。
- 設定の「集中」モードのフィルターが増える。
- 設定の「通知」に変更が加えられ、オプションが増える。
- 設定の「アクセシビリティ」のカスタマイズ度が上がり、高齢者や子どもに使いやすいよう、UIやレイアウトを設定可能になる。
- 「アクティブウィジェット」がテスト中（まだ詳細は確認できていない）。アクティブウィジェットとは、ワンタップで操作可能なボタンやスライダーを含む、より動的なウィジェットのこと。
- CarKey（車の鍵）が機能向上、「ウォレット」アプリに追加可能なCarKey関連の機能が増える。
- 「ヘルスケア」アプリのUIが変更される。
- 「カメラ」アプリが変更される。この変更は、当初はiPhone14 Proシリーズ発売時に向けて計画されていたもの。そのためこのカメラアプリの変更はiPhone15シリーズのみに適用される可能性がある。
- 検索・Spotlight機能が大幅に改善される。
- ARKit API/フレームワークで大規模な変更が行われる。これは相当大きな変更になる。
iPhone15 Proシリーズは感圧式ボタンを搭載する
また941氏は、iPhone15 Proシリーズにおける感圧式ボタンの搭載は問題なく進んでいるとし、クオ氏による「技術的問題により感圧式ボタン搭載は見送られた」との情報を否定しています。
Note: iPhone 15 Pro models are still by far on track to receive capacitive/haptic volume, “action”, and power buttons — contrary to recent contradicting rumors.
— 941 (@analyst941) April 12, 2023
Source:941/Twitter via 9to5Mac
(lunatic)