
 
CnBetaが、TSMCの製造プロセス別売上比率を報じました。iPhone14用A15 Bionicや、iPhone14 Pro用A16 Bionicを製造する5nmプロセスの売上が最も多かったと同メディアは報告しています。
初めて7nmプロセスの売上を上回る
2022年第3四半期(7月〜9月)における、TSMCの製造プロセス別売上比率は、下記の通りでした。
 
| 製造プロセス | 比率 | 
|---|---|
| 5nm | 28% | 
| 7nm | 26% | 
| 16nm | 12% | 
| 28nm | 10% | 
| 40nm/45nm | 7% | 
| 65nm | 5% | 
| 90nm | 2% | 
| その他 | 10% | 
 
2022年第2四半期(4月〜6月)の製造プロセス別売上比率では、7nmプロセスが30%を占めていました。
 
TSMCの5nmプロセスでは、2019年第1四半期(1月〜3月)に試作が、2020年第1四半期(1月〜3月)に半導体の量産が開始されていました。
 
5nmプロセスで製造された半導体の売上が計上されたのは2020年第3四半期(7月〜9月)で、その際の比率は8%でした。
 
CnBetaは、TSMCの5nmプロセスは当分の間、これまでの7nmプロセスのように同社の売上において最大比率を維持すると述べています。
 
 
Source:CnBeta
Photo:iSpazio
(FT729)
 
 
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