台湾メディアDigiTimesが業界関係者から入手したとし、iPhone13シリーズ用プリント基板の受注状況を報じました。
Appleからの受注数は好調も、別の問題あり?
AppleはiPhone向け部品の発注数を最大25%削減するとの情報があるようですが、台湾のプリント基板サプライヤー関係者は、iPhone13シリーズ用プリント基板の受注数は安定しており、そうした兆候はないことを強調しました。
ただしそれとは別に、iPhone13シリーズ用プリント基板のサプライヤーのうちの1社であるFlexium Interconnectには、中国の工場が現地の電力供給制限の影響を受けることが指摘されています。
1カ月前と異なり、取り巻く状況に変化
iPhone13シリーズ用プリント基板の受注状況が報道通り好調だとしても、電力供給制限という懸念材料もあり、サプライヤーは対応に苦慮することも考えられます。
先月上旬の時点では、フレキシブルプリント基板(FPCB)のサプライヤーであるZhen Ding TechnologyとFlexium Interconnectの2021年下半期(7月〜12月)の売上高がいずれも大幅に増加すると、楽観視されていました。
Source:DigiTimes
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