2020年のウェアラブルデバイス販売台数が5億台を超える 10年以内にスマホ超え?

スマートウォッチの画像
 
2020年に販売されたウェアラブルデバイスの数は5億2,700万台と、初めて5億台を超えました。このままの成長が続けば10年以内にスマートフォンの販売台数を上回ることになるそうです。

37%の成長を見せたウェアラブルデバイス市場

調査会社のStrategy Analyticsによると、2020年のウェアラブルデバイス市場は5億2,700万台の販売台数を記録し、前年比37%の成長でした。
 

 
特にイヤホンやヘッドホンを含むイヤーウェアカテゴリが61%と大きな成長を見せています。
 
この結果、ウェアラブルデバイス市場全体に占めるイヤーウェアの割合は前年比で53%から62%に増加し、スマートウォッチを含むリストウェアの割合は44%から36%に減少しました。
 
今のところ、イヤーウェアとリストウェアがこの市場をけん引しており、ウェアラブルデバイス市場全体の98%を占めています

10年以内にスマートフォンの販売台数を超える?

このままの成長トレンドが続けば、世界のウェアラブルデバイスの販売台数は10年以内に20億台を超え、スマートフォンの販売台数を追い越すことになるそうです。
 
Strategy Analyticsのエグゼクティブ・ディレクターであるニール・モーストン氏は、頭からつま先まで、身体に装着できるものはすべてウェアラブルデバイスとなりえるため、今後の成長の余地は非常に大きいとしています。
 
例として、拡張現実のためのスマートグラス、バイオセンサー付きのスマートリング、汚染モニター付きのスマートスニーカーなどが挙げられます。

 
 
Source:Strategy Analytics via Gizchina
(ハウザー)

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