Apple、ジョブズ氏未亡人やディカプリオ氏らと食糧支援の寄付組織設立

America's Food Fund
 
Appleは、スティーブ・ジョブズ氏の未亡人ローレンス・パウエル・ジョブズ氏、俳優のレオナルド・ディカプリオ氏らと組んで、食糧支援を行う慈善団体への寄付を募る「America’s Food Fund」を立ち上げました。

新型コロナで多くの失業者が出る状況に対処

America’s Food Fund」の設立には、Appleをはじめ、慈善活動家のローレンス・パウエル・ジョブズ氏、レオナルド・ディカプリオ氏、フォード財団が名を連ねています。
 
「America’s Food Fund」への寄付は、ファンドレイジングプラットフォームGoFundMeで募られており、Web上で寄付が完結します。
 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により多くの失業者が出ている状況を踏まえ、生きるのに必要な食糧支援の重要性を語っています。
 


 

著名シェフが代表の団体も

「America’s Food Fund」は、集めた寄付を、経済的に困窮した人々への食糧支援を行う非営利団体のWorld Central KitchenやFeeding Americaに提供します。
 
World Central Kitchenは、有名なシェフのホセ・アンドレス氏が代表を務めています。アンドレス氏は、Apple TV+の特別番組「オプラが語るCOVID-19」で、人気司会者のオプラ・ウィンフリー氏とも対談しています。
 

 
「オプラが語るCOVID-19」は、Apple TV+の有料会員登録をしていなくても、iPhoneやMac、Apple TVなどのAppleデバイスで無料で視聴できます。本稿執筆時点では英語での配信のみですが、後日、日本語字幕が追加される予定です。
 
 
Source:America’s Food Fund, MacRumors, 9to5Mac, 「オプラが語るCOVID-19
(hato)

モバイルバージョンを終了