Appleは現地時間8月27日、iOS/iPadOS13.1ベータ1を公開しました。同社が正式版(iOS13)公開前にxx.1版のベータをリリースするのは異例です。
米メディアMacRumorsがiOS/iPadOS13.1ベータ1の新機能および変更点をまとめていますので、その一部をご紹介します。
iOS/iPadOS13.1ベータ1の新機能と変更点
ショートカット自動化
iOS/iPadOSベータで削除されたショートカット自動化機能がiOS/iPadOS13.1ベータ1で復活しました。これはショートカットアプリにおいて、特定の状況(例:自宅を出る)が発生すると、指定したアクション(例:照明を消す)が起こるように設定できる機能です。
Share ETA
Appleのマップアプリで、移動中の現在地情報や目的地への到着予定時刻を、家族や友人など連絡先に登録している人と共有できる「Share ETA」機能も、iOS13.1ベータ1で復活しています。
ダイナミック壁紙
これまでiPhone X以降の機種でしか設定できなかったダイナミック壁紙が、それ以前の機種でも設定可能となっています。
音量調節表示でのAirPodsアイコン
iPhoneとAirPodsを接続した状態で音量調節を行うと、音量調節のバーにAirPodsのアイコンが表示されます。Powerbeats Pro、HomePodでも、それぞれのアイコンが表示されるようになっています。
新しいHomeKitアイコン
ホームアプリに表示されるHomeKitデバイスのアイコンがアップデートされました。macOS Catalinaの最新ベータ版にも同じアイコンが追加されています。
マウス対応機能が向上
著名開発者のスティーブ・トラウトン−スミス氏によると、iOS/iPadOS13.1ベータ1では、マウスの右クリックが、3D Touchや長押しと同様に機能するよう、設定することが可能です。
I didn't try in the last iOS 13 beta, but in 13.1 you can now properly map right-click on a mouse to 3D Touch or longpress, and it works to show context menus. Could respond quicker, but an improvement!
— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) 2019年8月27日
TestFlight表示
AppleのTestFlightアプリ経由でインストールしたアプリ(アプリのベータ版)には、名称の前に黄色いドットが表示されるようになっています。
Source:MacRumors
(lunatic)