人気動画共有アプリ「TikTok」を運営するByteDanceが、独自のスマートフォンの開発を行っていることが明らかになりました。
スマホの開発を始めてすでに7カ月が経過
ByteDanceが、デバイスメーカーSmartisan Technologyとスマホを開発中である、と発表しました。Smartisanは、あまり聞き慣れない名前ですが、同社製スマホ「Smartisan T1」が優れた工業製品に送られるiFデザイン賞の金賞を2015年に獲得するなど、ものづくり精神を忘れない企業方針で知られています。
中国メディアCaijingによれば、ByteDanceとSmartisanのスマートフォンは、すでに開発開始から7カ月が経過しており、Smartisanの元役員のウー・ダーヂョウ氏がプロジェクトを牽引しているとのことです。
Smartisan従業員がByteDanceでプロジェクトに従事
今年始めにByteDanceがSmartisanの保有する特許を購入しており、Smartisan従業員の一部がByteDanceに異動しているともいわれています。
ByteDanceの運営するTikTokは急激な成長を遂げており、同社は検索サービスのBaiduやソーシャルメディア・決済サービス提供のTencentとライバル関係にあるとされています。
Source:Reuters
Photo:TikTok, Smartisan
(lexi)