Xiaomi、19年1月に4,800万画素のカメラ搭載スマホをリリースか

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中国スマートフォンメーカーの大手Xiaomiが、史上初となる4,800万画素のカメラを搭載したスマートフォンをリリースする用意があることが分かりました。

4,800万画素は史上初

創業者のレイ・ジュン氏からして「中国のジョブズ」と評され、Xiaomi徹底的にAppleの模倣を試みていたとされる時代から、多くの月日が経ちました。もはや今のXiaomiにとって、他社は模倣する対象ではなく、追いつき乗り越える対象となっているようです。
 
共同創業者の1人であるリン・ビン氏は5日、中国SNSの微博で「試用して数週間、最高だよ!1月に発表する」というコメントとともに、同社が開発している未発表デバイスの一部を公開しました。
 

 
デバイスには記載された48MPは、メインカメラが4,800万画素となることを意味しているのでしょう。もし4,800万画素のカメラが実現すれば、HuaweiがリリースしているMate 20 ProやP20 Proといったフラッグシップモデルの4,000万画素を大幅に上回ることになります。
 
もちろん、画素数だけでカメラの良し悪しが決定されることはなく、搭載されたセンサーが重要になってきます。しかし、ニュースサイトBGRによれば、Xiaomiが採用するのは、ソニーが夏に発表した、世界最小の0.8μmの微細画素を誇る「4800万画素IMX586センサー」の可能性があるとのことです。Samsungも同様のセンサーを開発していますが、これまでの採用歴を踏まえれば、ソニーが選択される公算が大きいでしょう。

復活したXiaomi

一時期は“凋落”を指摘されたXiaomiでしたが、インド市場を追い風にして、このところ再び勢いを盛り返しています。
 
先日Gartnerが発表した出荷台数シェアでも、Xiaomiはシェア8.5%を獲得し、3位のApple(11.8%)に迫りました。Gartnerの「HuaweiとXiaomiを外したら、エンドユーザー向けの世界スマートフォン売上台数は5.2%減となっただろう」という分析からも、いかに2社を始めとした中国ベンダーが影響力を持っているかが分かります。
 
 
Source:微博,BGR
(kihachi)

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