Appleのティム・クックCEO 「憎悪に対する勇気」賞を受賞


 
Appleティム・クックCEOは12月3日にADL(Anti-Defamation League)が開催したイベントで「憎悪に対する勇気」賞を受賞しました。この受賞はクック氏がAppleのCEOとして、様々なヘイトに対する対策を先進的に実施したことが評価された結果と考えられ、Appleの人権保護活動全体が評価されたことになります。

憎悪、暴力、分裂のないプラットフォーム

クック氏はフェイクニュースによる暴力や差別の扇動、人々の分断に対してテクノロジー企業としてAppleができることがあると常々発言してきました。また人々の価値観の多様性に対して寛容な姿勢を全社で示し、LGBTの権利保護不法移民の過去を持つ人への支援など様々な活動を行ってきました。
 

 
こうした活動はアメリカの現政権の政策と対立することもしばしばあったのですが、それでも声を弱めることなく、Appleの理念として多様性を重視する姿勢を示し続けています。こうした勇気が「憎悪に対する勇気」賞の受賞につながったのでしょう。

一貫してヘイトを排除

Appleはこれまで差別的・扇動的なコンテンツをポッドキャストから排除し、またフェイクニュースに対抗するため選挙前には編集者が精査したニュースをNewsアプリで配信するなど、憎悪や暴力、多様な価値観への非寛容に対して強く行動に出てきいました。そしてこれからもクックCEOのもと、こうした活動は続けられていくと考えられます。
 
 
Source:9to5Mac
Photo:ADL
(KAZ)

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