Appleがデベロッパー向けサポートページをアップデートし、現地時間10月29日時点でのiOSのバージョン別シェアを発表しました。
iOS12のシェアは10%アップ
Appleは前回より、従来の「すべてのデバイス」に「過去4年間に発売されたデバイス」という統計を追加しており、円グラフを2種類掲載しています。
Appleの統計によれば、現地時間9月17日にリリースされたiOS12は、過去4年間に発売されたデバイス(2014年9月以降に発売されたもの)の63%、すべてのデバイスの60%にインストールされています。
前回の10月10日時点での統計と比べると、過去4年間に発売されたデバイスでは53%から63%、すべてのデバイスでは50%から60%へと、それぞれ10%ずつシェアが増加していることがわかります。
なおデータ解析を行うMixpanelによれば、10月29日時点でのiOS12のシェアは66.96%、iOS11は26.80%、それ以前のバージョンは6.24%となっています。
シェア増の理由はiPhone XRの発売
なお最後の統計から今回の統計までの期間中(10月10日〜29日)に、iOS12がプリインストールされたiPhone XRが発売されており(10月26日発売)、それが19日間という短期間での10%シェア増という結果に大きく貢献していると思われます。
また現地時間10月30日にリリースされた、最大32人の同時通話が可能なグループFaceTime機能や70種類以上の新しい絵文字が追加されたiOS12.1により、iOS12の普及に弾みがつきそうです。