MacBook Proを買うならAppleCare+をつけるべき理由

AppleCare+ for Mac


 
新型が発表されて注目を集めるMacBook Proの購入を考えているなら、Appleが提供する保証サービス、「AppleCare+」を購入しておくことを強くお勧めする、としてその理由をiDownloadBlogがまとめています。

ほぼ修理不可能なMacBook Pro

新型MacBook Proの購入を検討していて、「AppleCare+」を追加しようか迷っているなら絶対に追加しておくべきだ、とiDownloadBlogは説きます。
 
その最大の理由は、MacBook Proシリーズは、薄さを重視した設計のため非常に修理がしにくいことにあります。
 

 
ロジックボードとSSD、キーボードといった主要部品が一体化しているほか、Retinaディスプレイは本体の上ぶたと一体化しているため、例えばSSDが故障した場合は、ロジックボードとまとめて交換する必要があり、保証外での修理には高額な費用が必要となります。
 
数多くのガジェットの分解レポートを発表しているiFixitは、MacBook Pro(Touch Bar搭載)や12インチMacBookの修理しやすさを10点満点中最低の1点と評価しています。

保証延長に加えて、定額料金で修理を受けられる

Apple製品には、1年間の無料保証期間がついてきます。AppleCare+によって、この保証期間を3年間に延長することができ、うっかり損傷してしまった場合の修理を定額で受けることができます。
 
Touch Barを搭載したMacBook Proに適用されるAppleCare+の価格は、以下のとおりです。
 

  • 13インチモデル:25,800円
  • 15インチモデル:35,800円

 

 
AppleCare+に加入している場合、以下の料金(税別)で2回まで、MacBook Proの修理を受けることができます。
 

  • 画面の損傷:1回につき11,800円
  • 外部筐体の損傷:1回につき11,800円
  • そのほかの損傷:1回につき33,800円

 

 
また、サービスは世界中で受けられるので、海外出張中にMacBook Proが故障した、という場合でもサポートを受けることができます。
 
このほか、macOSや標準ソフトウェアの使い方、プリンタとAirMacネットワークへの接続といったソフトウェアのサポートも受けられます。

画面の故障、保証外の修理料金は5万円以上

iDownloadBlogは、AppleCare+を購入したほうが得な具体例として、ディスプレイ故障のケースを挙げています。
 
購入から2年目にディスプレイが故障した場合、AppleCare+なら11,800円で修理できますが、通常の修理だと478ドル(約53,800円)が必要になったそうです。

新品と同時購入か購入後30日以内なら追加も可能

MacBook Proはユーザーが自分で修理するのが事実上不可能な構造になっているため、MacBook Proの購入時にAppleCare+も一緒に購入しておくほうが安心と言えるでしょう。
 
AppleCare+は、新品と同時購入または購入後30日以内にオンライン、電話またはApple Storeで追加購入可能です。
 
もちろん、故障や損傷はないに越したことはないのですが、MacBook Proの購入を検討されている方は、AppleCare+の購入も検討してみてはいかがでしょうか。

 
 
Source:iDownloadBlog, Apple
Photo:iFixit
(hato)

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