シカゴのApple Store旗艦店、国際照明デザイナー協会から表彰される

Apple Michigan Avenue
 
アメリカ・シカゴのApple Store旗艦店舗Apple Michigan Avenueが、国際照明デザイナーズ協会から表彰を受けました。自然光と照明の融合などのデザインが評価されています。

従業員と顧客の健康と福祉に配慮した照明

International Association of Lighting Designers(国際照明デザイナーズ協会)は現地時間5月9日に開催した表彰式で、Apple Michigan Avenueへの授賞を発表しました。同協会は、同時に他の16の建築プロジェクトへの授賞も発表しています。
 
2017年10月に開店したApple Michigan Avenueは、Appleの新本社Apple Parkや、世界各地のApple Storeのデザインを手がける建築デザイン集団Foster + Partnersが設計を担当しています。
 

 
国際照明デザイナーズ協会は、授賞理由について、ガラス壁を通じて外から入る自然光と照明のバランスが建物全体で達成されていることのほか、建物で働く従業員や来店客の健康と福祉に配慮した、自然で適切な明るさと色調の調整などを挙げています。
 

 
同様の高度な照明コントロールシステムはApple Parkにも導入されているほか、明るさや色調のコントール機能は、iPhoneやiPadにNight ShiftモードTrue Toneディスプレイとして、製品にも採用されています。

MacBook型と話題になった店舗

Apple Michigan Avenueは、Appleが新しい旗艦店舗のコンセプトである「タウン・スクエア」を採用し、地域の人々が集い、店内にワークショップやライブイベントなどが開催可能なスペースが設けられています。
 

 
同店舗の開店前には、屋根の形状がMacBookに似ていることが注目され、屋根にAppleロゴが描かれるのではないか、と噂になりました
 

 
Apple Michigan Avenueが開店直後、明かりに誘われた渡り鳥がガラス壁に衝突しないよう、渡り鳥の移動時期には店内の照明を落としています
 

 
 
Source:9to5Mac, International Association of Lighting Designers
(hato)

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