macOS10.13.5、watchOS4.3.1、tvOS11.4のベータ4が公開

macOS High Sierra
 
Appleは現地時間7日、macOS High Sierra 10.13.5watchOS 4.3.1tvOS 11.4の各ベータ4を公開しました。いずれも前回のベータ3から約1週間でのリリースとなります。

macOS High Sierra 10.13.5ベータ4

macOS High Sierra 10.13.5では、macOS High Sierra 10.13.4の初期のベータ版で追加されたものの後に削除された「Messages on iCloud」機能が復活しています。この機能は本日同様に開発者向けに公開されたiOS11.4ベータ4にも盛り込まれています。
 
Appleは現在、デバイスごとにメッセージを管理する方法を採用していますが、Messages on iCloudの導入によって、LINEやFacebookのMessengerなどと同様、すべてのデバイスでメッセージを同期できるようになります。

watchOS 4.3.1ベータ4

watchOS 4.3.1の最初のベータ版の公開直前、Appleは開発者に対し、watchOS 1ソフトウェア開発者キット(SDK)で開発されたアプリのアップデートを終了すると通知しました。
 
watchOS 4.3.1ベータでは、watchOS 1で開発されたアプリには対応しないとの警告が表示されるようになっており、次のバージョンであるwatchOS 5では、これら古いアプリは動作しなくなる見込みです。
 
またwatchOS 4.3.1のベータからは、サードパーティ製のフェイスが利用可能になることを示すコードが発見されていますが、実現するのはwatchOS 5ではないかと推測されています。

tvOS 11.4ベータ4

tvOS 11.4では、tvOS11.3(およびiOS11.3)の初期のベータ版で追加され、後に削除されたAirPlay 2機能が復活しています。この機能により、複数のApple TVを含む複数の対応デバイスで、iPhone経由で同じ音楽を再生できるようになります。

 
 
Source:MacRumors(1),(2),(3)
(lunatic)

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