Appleは現地時間1月24日、macOS High Sierra10.13.4のベータ1と、tvOS11.3のベータ1を、それぞれ開発者向けにリリースしました。
macOS High Sierra10.13.4ベータ1
Appleは1日前に、macOS High Sierra 10.13.3とtvOS 11.2.5をリリースしたばかりです。
なお同日、iOS11.3ベータ1も公開されています。
macOS High Sierra10.13.4のベータ1で現時点までにわかっている変更点は次のとおりです。
- 新たに「プライバシー」についての説明が追加
- 32ビットアプリについての警告がスタート(32ビットアプリは動作しないというもの)
- これまでiMac Pro専用だった「Ink Cloud」の壁紙がすべてのMacに対応
- iCloudのメッセージをHigh Sierraで使うには、ボックスにチェックを入れる必要がある
tvOS11.3ベータ1
tvOSは、将来的にはAirPlay 2に対応し、AirPlay 2対応スピーカーに接続可能となると見られています。ただしこの新機能が利用可能になるのは年末とされています。
これまでに確認されているtvOS11.3ベータ1での変更点は以下のとおりです。
- tvOS11.3ではHomeアプリにApple TVが表示されるが、iOS11.3からでないと遠隔操作はできない
- これまではApple TV 4Kのみだったフレームレートの調整機能が、Apple TV(第4世代)にも追加
- 起動時に新しい「プライバシー」が表示
- Apple TVの設置場所がHomeKitから選択可能に
- データ管理方法の項目が追加
Source:9to5Mac(1),(2)
(lunatic)