「iPhone8/8 Plusの供給体制は十分」Foxconn関係者

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極度の品薄が噂されるiPhone Xとは対照的に、iPhone7シリーズからのアップデートモデルであるiPhone8/8 Plusについては、順調に工場から出荷準備が進んでいるようです。また、工場からの正式な出荷は9月9日の時点より始まっているとのことです。

iPhone8/8 Plusの供給は安定

中国メディア中央網に対し、河南省の鄭州に位置する税関が語ったところによると、正式な出荷が始まった9月9日から14日までの時点で、同地域でのiPhone8/8 Plusの出荷台数は118万500台に上るそうです。このうち90万2,400台(約76.4%)がアメリカ、イギリスなどの国外へ輸出され、残りの27.81万台(約23.6%)が中国国内向けとなります。
 
鄭州とは、iPhoneの組み立てを請け負うFoxconnの工場が位置する地域です。もちろん、全てのiPhoneを鄭州で生産しているわけではありませんが、iPhone量産の一大拠点として名を知られています。
 

 
また、Foxconnの関係者も「iPhoneシリーズの供給台数は非常に十分で、現在は2回目、3回目の出荷に向けて大急ぎで業務を進めている最中だ」とし、どちらの出荷も100万台規模の出荷になると述べています。
 
こうした、十分に供給量が確保できるというFoxocnnの見通しは、予約受け付け開始初日である15日夜の時点で初回出荷分が完売という、iPhoneの新シリーズにしては比較的余裕のある初動だったことについての裏付けにもなるでしょう。

iPhone Xは入手困難となる可能性大

その一方で、非常に入手が困難となると目されているのが「iPhone10周年記念モデル」であるフルスクリーンのiPhone Xです。
 
iPhone Xのみ発売が11月3日となっていることからも分かる通り、もともと量産体制に入るタイミングが例年より遅れていてはいたものの、需要に供給が追いつくのは、早くても来年前半になると考えられています。
 
 
Source:新浪財経,鳳凰網科技
Photo:Flickr-iphonedigital
(kihachi)

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