12日（火：日本時間13日）の発表が予定されるiPhone X（iPhone8）ですが、ワイヤレス充電や急速充電など、これまでのiPhoneにはなかった充電機能がサポートされると考えられています。とくに急速充電については、すでにAndroid端末で幅広く採用されているだけに、待ち望んでいたユーザーも多いのではないでしょうか。この期待に応えるかのように、USB Type-C（USB-C）規格のケーブルとされる画像がリークされています。
急速充電サポートを裏付ける画像か
急速充電については、すでに8月の時点で流出していたHomePodのファームウェアからも、ワイヤレス充電とともに対応することを示す記述が確認されていました。
今回新たにリークされたのは、中国・江蘇省に位置するFoxconnの工場で撮影された、iPhone X向けの「Lightning – USB-Cケーブル」とされる画像です。Lightningが採用されたiPhone5以来、iPhoneに同梱されていたのは「Lightning – USB（USB-A）ケーブル」でした。
すでにUSB-C規格については、Apple製品のラインナップでも続々展開されており、新MacBookはUSB-Cポートしか採用していないほか、12.9インチのiPad Proは、「Lightning – USB-Cケーブル」と「Apple 29W USB-C電源アダプタ」を組み合わせることで、付属品の半分の時間（約2.5時間：通常は約5時間）でフル充電が可能です。
これらのことから、画像が本物だとした場合、USB-Cケーブルの採用は、改めてiPhone Xへの急速充電対応を裏付けるものではないか、と考えていいでしょう。
このリークを報じた中国メディアは以前に「同梱されるのは急速充電に対応しないケーブルで、急速充電を実現するUSB-Cケーブルは別売りとなる」とも報じていましたが、仮に今回の画像が本物だと仮定した場合、このタイミングで増産するとも考えにくいので、一転して同梱される可能性も否定できません。
Source：充電頭
(kihachi)