iOS11、QRコードが標準カメラアプリで読み取り可能と判明!

iOS11 QRコード
 

WWDC 17で発表され、開発者向けのベータ版が公開されたiOS11で、標準のカメラアプリからQRコードの読み取りが可能になっている、と複数の開発者がTwitterで明かしています。

複数の開発者がQRコード読み取りを確認

iOS11の開発者向けベータ版に触れた複数の開発者が、iOS11ではiPhoneの標準カメラアプリからQRコードの読み取りができることを確認した、とツイートしています。
 

 

設定メニューに「QRコードをスキャン」の項目

これまで、iPhoneでQRコードを読み取るには、サードパーティ製のアプリをインストールして使う必要がありましたが、iOS11では、純正のカメラアプリからQRコード読み取りが可能となることがわかります。
 

 
先にご紹介した、米メディアPhoneArenaが取り上げたiOS11とiOS10の比較画像集でも、iOS11(上図左)では、カメラに関する設定項目に「QRコードをスキャン」が含まれていることが確認でき、この項目をオン(緑)にすることでカメラをQRコードに向けるだけで読み込みが可能になるとみられます。

日本発の技術、QRコード

QRコードは、トヨタ自動車グループで自動車部品メーカー大手のデンソーが開発した、日本発のテクノロジーです。
 
QRコードは、自動車部品の管理を目的として開発された歴史を持ち、通常のバーコードよりも多い情報量を持つことができる利点があります。また、一部が汚れたり欠けたりしても機能するという特徴があります。
 
日本では早い段階から携帯電話向けに普及したQRコードも、現在は世界的に活用の場が広がっています。

 
 
Source: Twitter(1), (2), PhoneArena, Wikipedia
(hato)

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