Appleは現地時間1月23日にiOS10.2.1をリリースしましたが、iPhoneのバッテリー残量が激減する不具合は修正されていないようです。
iPhone6sを中心にバッテリーの不具合発生
iOS10.2.1はバグ修正がメインのマイナーアップデートですが、一部のユーザーの間では、iPhone6sを中心に起きている、バッテリー残量が激減したり表示がおかしくなったりする問題が、新iOSのリリースで改善されるかどうかに大きな注目が集まっていました。
バッテリー問題は一部のiPhone6sが突然シャットダウンするというユーザーからの苦情によって表面化し、Appleは一部対象端末についてはバッテリー交換プログラムで対応しています。
iOS10.2で問題がさらに悪化
しかし昨年12月にリリースされたiOS10.2をインストールすると、以前は問題なかったモデルでもバッテリー残量表示に問題が発生するようになったとの報告が相次ぎ、iOS10.2.1での不具合解決が期待されていました。
しかしiOS10.2.1では、残念ながらバッテリー問題は解消していないようです。
iOS10.3に期待か
AppleはすでにiOS10.3のベータ版を開発者向けにリリースしており、この最新OSでは問題が解決している可能性があります。ただし正式リリースまでにはまだ4〜6週間はかかると見られているため、ユーザーのイライラは当面解消されそうにありません。
Source:BGR
Photo:iFixit
(lunatic)