格安SIMの現状と2017年の予想〜MMD研究所

Pixabay SIMカード
 
MMD研究所が、最新の格安SIM調査データを公開しました。2016年10月時点で格安SIM利用者は11.8%、メインで利用しているユーザーの比率は5.8%となっています。

格安SIMのメイン利用者は5.8%に

コマーシャルなどの影響もあってか、2016年10月時点での格安SIMの認知度は83.3%と、2016年1月の79.5%からさらに高まっています。また利用者数も11.8%と1割を超えました。
 
格安SIMをメインで利用しているユーザーの比率は5.8%で、業界でのひとつの目安となっている1割超えにはまだ遠い印象です。しかしこれにはY! Mobileが含まれていないため、含めた場合10%にかなり近づく可能性がある、とMMD研究所は見ています。
 

 

格安SIM利用スマホのトップはiPhone

格安SIMの利用端末の8割はスマートフォンであり、うち52.8%がAndroid端末、27.2%がiPhone、10.6%がタブレット、7.9%がモバイルルーター、残り1.4%がその他となっています。
 

 
スマートフォンのみで見た場合、圧倒的に多いのが38.8%となったiPhoneでした。次いで11.5%のXperia、9.8%のZenFoneが続いています。iPhoneのなかでもっとも多いのがiPhone5sで全体の10.8%を占めましたが、2017年はキャリアとの2年契約が切れるiPhone6の割合が増える見通しです。
 

サービス別では楽天モバイルが約20%で首位

格安SIMのサービス別シェアでは、楽天モバイルが20.7%でトップとなりました。2位がOCNモバイルONEで13.5%、3位がIIJmioで9.2%、4位がmineoで8.9%、5位がBICLOBE SIMで6.5%となっています。
 
MMD研究所によれば、今年1年で成長が目立ったのがmineo、直近ではUQ mobileの伸びも著しいとのことです。来年はLINEにも注目すべきでしょう。
 

 

音声通話付きSIMは女性、20代の利用増える

格安SIM利用者の性別シェアでは男性が62.2%、女性が37.8%となりました。ただし音声通話付きSIMでは女性利用者が40.9%と、データ通信専用SIMの33.2%よりもかなり多くなっています。
 
また年代別シェアでは男女ともに40代が最も多いという結果となりましたが、音声通話付きSIMでは男女ともに20代の利用が増えています。
 

 

 
契約状況を見ると、MNPによる乗り換えが36.2%、新規契約は63.7%でした。特徴的なのは、音声通話付きSIMの場合、MNPでの乗り換えが68.8%と圧倒的に多く、データ専用SIMの場合2台持ち契約が54%を占めていることです。
 

 

 

2017年の格安SIM予想

こうした調査結果から、MMD研究所は2017年について、①メインで格安SIMを利用する人がさらに増える②女性が増え、男女ともに20〜30代が増える③大手3キャリアからのMNPが増える、などと予想しています。
 
 
(iPhone Mania編集部)

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