iPhone7のパッケージと思わしき画像が複数公開され、「こんなのはAppleではない」と物議を醸しています。
複数サイトがこぞってニセモノと指摘
9月6日にリーク情報でおなじみのニュースサイトNowhereelseが、iPhone7のパッケージと称する画像を公開しました。
しかし、
- iPhoneの背面がパッケージの表画像として用いられることは今までになく、iPhone5s以降Appleはスマートフォンのディスプレイ側の写真を掲載している
- パッケージ横に記載された「iPhone」という文字が、これまでAppleが用いてきた書体とはそぐわない
- そして何よりもiPhone7ではなく「iPhone」としか記載されていない
など、突っ込みどころが満載です。
iPhone5sのパッケージデザイン
そのうえで、リーク画像を公開したNowhereelseは「フェイクの可能性が高い」と指摘、ニュースサイトAppleInsiderも「実際のAppleのパッケージというよりは、iPhone7のクローン用のものだろう」と報じました。
しかし別ソースで同パッケージが登場
ところが翌7日、今度は中国SNSの微博で、同じパッケージが@午后狂睡_Silentなる人物によって公開されました。「すでに品物は手にしているのに、残念ながら(規定で)アクティベートできないんだ」と友人にリプライを送るかたちで公開された画像は、上のパッケージと撮られたアングルやソースこそ違いますが、同一のデザインです。
やはりこれもニセモノの可能性はありますし、何よりAppleはこんなパッケージデザインを展開しない、と言いたくなる気持ちも分かります。また仮に本物だとしても、なぜiPhone7ではなく「iPhone」なのかは謎のままです。
しかし、iPhone6sのパッケージデザインが最初に公開されたときも、「パッケージに魚なんて、こんなのはAppleではない」とフェイク扱いされたのは記憶に新しいところでしょう。
iPhone6sのパッケージデザイン
答えは残り数時間で明らかとなりますが、よもやの公式パッケージだった――という可能性は発表まで捨てきれません。
Source:NWE,AppleInsider,微博
(kihachi)