本体がガラス製になると言われる2017年のiPhone8に向けて、サプライヤーが曲面ガラスの製造準備を本格化している模様です。
Foxconn、ガラス製のiPhone8を作るための製造装置を発注!
初代iPhone発売から10周年となる2017年に発売されるiPhone8には、OLED(有機EL)ディスプレイや虹彩認証によるロック解除、そしてボディがガラス製になるとの噂があります。
外観デザインに最も影響が大きいガラス製ボディの製造のため、複数のサプライヤーが曲面ガラスの製造機械を発注している、と台湾メディアのDigiTimesが報じています。
Mirle AutomationのWebサイト
台湾のMirle Automationは、iPhone8の本体を包む3D曲面ガラスの製造装置を開発しており、Apple最大のサプライヤーFoxconnから装置を受注、2016年第4四半期に納入する見込みです。
Foxconnが開発に取り組んでいたiPhone8用ガラス製筐体は、最近Appleから認証を得て、Bern OpticsやLens Technologyとともにガラス製ボディの製造にあたる、と伝えられています。
なお、Lens Technologyは先日、Appleが公表したサプライヤーの環境保護の取り組みの中で、2018年までに全ての電力を風力発電でまかなう計画が紹介されています。
主要サプライヤーCEO「2017年のiPhone、ひとつはガラス製」
iPhoneの金属製筐体を製造する主要サプライヤーであるCatcher Technology社のCEO、Allen Horng氏が、「2017年に発売されるiPhoneのモデルのうち、ひとつはガラス製ボディを採用する」と明かしています。
Horng氏は、iPhoneのボディがガラス製になっても、金属製の強固なフレームは依然として必要となるため、自社の業績に大きな影響はない、とも語っています。
Source:iDownloadBlog, DigiTimes
Photo: ConceptsiPhone, Mirle Automation
(hato)