iPhone Duoのバッテリー容量が判明しました。5,000mAhを超えるとの予測もありましたが、実際の容量は4,883mAhで、5,000mAhには届いていません。
iPhone Duoのバッテリー駆動時間を、ビデオ再生時間の公称値を用いてiPhone18 Pro、iPhone18 Pro Max、iPad mini(A17 Pro)と比較しました。
iPhone Duoのバッテリー容量は4,883mAh
iPhone Duoのバッテリー容量は合計4,883mAhで、2,962mAhと1,921mAhの2つのバッテリーセルに分割して搭載されています。
Appleが公開したEU向けエネルギーラベルでも4,883mAhと記載されており、2026年7月に数码闲聊站(Digital Chat Station)氏が投稿した情報が正しかったことになります。
iPhone Duoは世界共通でeSIM専用モデルのため、物理SIMカードスロットの有無によってバッテリー容量が異なるiPhone18 Proシリーズとは違い、この容量が全地域で共通と考えられます。
5,500mAh〜5,800mAh説は過大だった
それ以前には、iPhone Duoのバッテリー容量が5,000mAhを大きく上回り、5,500mAh〜5,800mAhに達するとの予想もありました。
結果として、これらの予想値は実際の4,883mAhより約13%〜19%大きかったことになります。
折りたたみ構造やヒンジ、2つのディスプレイを搭載するiPhone Duoでは、内部スペースの制約が大きく、5,000mAhを超える容量の確保は難しかったようです。
iPhone18 Proシリーズと比較
iPhone Duoの4,883mAhは、iPhone18 ProのeSIMモデルに搭載される4,288mAhより595mAh多く、iPhone18 Pro Maxの5,567mAhより684mAh少ない容量です。
Appleが案内している各モデルのビデオ再生時間は次の通りです。
| ビデオ再生 | ビデオ再生(ストリーミング) | |
|---|---|---|
| iPhone Duo | フォールディングディスプレイ:最大31時間 アウターディスプレイ:最大44時間 | フォールディングディスプレイ:最大26時間 アウターディスプレイ:最大37時間 |
| iPhone18 Pro | 最大36時間 | 最大33時間 |
| iPhone18 Pro Max | 最大45時間 | 最大40時間 |
AppleはiPhone Duoについて、フォールディングディスプレイ使用時は最大31時間、アウターディスプレイ使用時は最大44時間のビデオ再生が可能と案内しています。
アウターディスプレイではPro Maxに迫る
iPhone Duoの5.4インチアウターディスプレイでのビデオ再生時間は最大44時間で、iPhone18 Proの最大36時間を8時間上回り、iPhone18 Pro Maxの最大45時間にわずか1時間及びません。
バッテリー容量ではiPhone18 Pro Maxより約12%少ないにもかかわらず、アウターディスプレイ使用時のビデオ再生時間はほぼ同等です。
5.4インチという小さな有機EL(OLED)ディスプレイに加え、A20 ProやC2モデムを含む省電力設計の効果が大きいと考えられます。
インナーディスプレイでは13時間短縮
一方、7.6インチのインナーディスプレイを使用した場合、ビデオ再生時間は最大31時間です。iPhone18 Pro Maxの最大45時間と比べると14時間短く、iPhone18 Proの最大36時間と比べても5時間短くなります。
iPhone Duoは7.6インチの大きなOLEDディスプレイを駆動する必要があるため、同じバッテリーを使っていてもアウターディスプレイ使用時との差は13時間に達します。
この差からも、iPhone Duoではどちらの画面を主に使うかによってバッテリー駆動時間が大きく変わることがわかります。
2つのディスプレイは最大120Hz ProMotion対応
iPhone Duoは、インナーディスプレイとアウターディスプレイの両方がProMotionテクノロジーに対応し、最大120Hzの可変リフレッシュレートで動作します。
高リフレッシュレートに対応しながら、画面内容に応じてリフレッシュレートを下げられるため、消費電力を抑えやすい設計です。
特にアウターディスプレイでは、画面サイズが小さいことと可変リフレッシュレートを組み合わせることで、4,883mAhという容量から最大44時間のビデオ再生を実現していると考えられます。
iPad miniとは単純比較できず
iPad mini(A17 Pro)は19.19Whのバッテリーを搭載し、Wi-Fiでのインターネット利用またはビデオ再生で最大10時間、モバイルデータ通信でのインターネット利用で最大9時間と案内されています。
ただし、この数値はiPhoneの「ビデオ再生時間」と試験条件が異なるため、iPhone Duoの31時間と単純に比較することはできません。
iPad miniは8.3インチ液晶ディスプレイを搭載しており、新型では8.4インチOLEDへの変更が噂されています。
OLED化によってバックライトが不要になればディスプレイ側の消費電力を抑えられる余地がありますが、実際のバッテリー駆動時間がどの程度変化するかは、正式発表後の仕様を待つ必要があります。
容量以上に画面の使い方が駆動時間を左右
iPhone Duoの4,883mAhという容量だけを見ると、iPhone18 ProとPro Maxの中間に位置します。
しかし、公称ビデオ再生時間はアウターディスプレイ使用時が最大44時間、フォールディングディスプレイでは最大31時間と大きな差があります。
つまりiPhone Duoでは、バッテリー容量そのものよりも、5.4インチと7.6インチのどちらをどれだけ使うかが実際の駆動時間を大きく左右することになりそうです。
発売後は、フォールディングディスプレイ中心、アウターディスプレイ中心、両方を均等に使った場合で、実際のバッテリー持ちがどの程度変わるのかが注目されます。
