iPhone15/15 Proの4K/60Hzビデオ出力にUSB 3.1ケーブル必須

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iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズで利用可能な、外部ディスプレイへの4K/60Hzビデオ出力を利用するには、USB 3.1もしくはそれよりも上位の規格に対応したUSB-Cケーブルを使う必要があることが、Appleが公開したサポートページの記述から明らかになりました。
 
iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズに同梱されるUSB-CケーブルはUSB 2.0にしか対応していないため、4K/60Hzビデオ出力を利用する際は別途、対応ケーブルを用意しなければなりません。
 
【更新】iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズでの有線双方向充電時の出力は4.5ワット、iPhone15 ProシリーズのUSB規格はUSB 3.2 Gen 2であることも確認されました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズで4K/60Hz出力を利用するには、USB 3.1規格よりも上位のケーブルが必要。
2. USB 3.1がサポートしているオルタネートモードを利用するためと考えられる。
3. iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズに同梱されるUSB-Cケーブルは、USB 2.0にしか対応していない。

オルタネートモード利用で、4K/60Hz出力可能に

iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズでは、「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」にHDMIケーブルを接続して対応するテレビやディスプレイと接続し、4K/60Hzビデオ出力が可能なことが確認されていました。
 
サポートページの記述から、iPhone15シリーズおよびiPhone15 ProシリーズにUSB 3.1もしくはそれよりも上位の規格に対応したUSB-Cケーブルを接続することで、USB-C端子を備えたディスプレイに4K/60Hzのビデオ出力が可能なことも確認されました。
 
これは、USB 3.1がサポートしているオルタネートモードを利用する必要があるためと考えられます。
 

 
 
Source:Apple via 9to5Mac, MacRumors, ラトックシステム
Photo:Apple Hub(@theapplehub)/X
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